レンタルオフィスは個室型か、フリーデスクか、それぞれのメリット・デメリット
folder選び方・比較
働き方が大きく変化している今、場所に縛られない柔軟なオフィス選びが重要になっています。その中でも注目されているのが「レンタルオフィス」です。起業したてのスタートアップや、コストを抑えたい中小企業、またリモートワーカーまで、多くのビジネスパーソンに選ばれています。
しかし、レンタルオフィスと一言でいっても、「個室型」や「フリーデスク型」など、さまざまなタイプが存在します。今回は、それぞれのメリット・デメリットを整理しながらあなたに合った働き方を見つけるヒントをお届けします。
1. 個室型レンタルオフィスとは?
完全に仕切られたプライベート空間が用意される「個室型レンタルオフィス」。一人で使える小型の部屋から、2~3名で利用できる中型オフィスまで幅広く用意されています。
✅ メリット
- プライバシーが確保できる
静かな環境で集中して仕事ができ、オンライン会議や電話対応にも最適です。 - セキュリティ面も安心
書類や機器などを安心して保管できるため、情報管理がしやすいのも特徴です。 - 法人登記や郵便受け取りも対応
オフィスの住所を法人登記に使用でき、郵便物の受け取りサービスなども充実しています。
❌ デメリット
- コストがやや高め
フリーデスク型に比べて月額利用料が上がる傾向があります。 - 柔軟性に欠ける場合も
人員の増減に応じたレイアウト変更が難しいこともあります。
2. フリーデスク(フリーアドレス)型とは?
自由に席を選んで働けるフリーデスク型は、共有スペースを利用するスタイル。固定席を持たず、その日の気分や作業内容に応じて場所を選べるのが特徴です。
✅ メリット
- コストがリーズナブル
個室型に比べて初期費用・月額料金が抑えられるため、起業初期にもぴったり。 - 利用人数の変化にも柔軟に対応
社員が増えても、1人分ずつ契約すればOK。 - 他業種との交流が生まれやすい
共用スペースでの自然なコミュニケーションが、新しいビジネスにつながる可能性も。
❌ デメリット
- プライバシーが確保しづらい
電話やWeb会議は共有スペースでは気を使うこともあります。 - 混雑時には席が埋まることも
利用者が多い時間帯には、落ち着いて作業できる席が確保できない場合も。
3. その他:専用デスク型やバーチャルオフィス型は?
- 専用デスク型
固定席を確保できるタイプ。個室ほどのプライバシーはないが、毎日決まった場所で作業したい人におすすめ。 - バーチャルオフィス型
実際の作業スペースは使わず、住所・法人登記・郵便サービスなどを利用する形態。副業やSOHO、自宅以外で法人登記をしたい方に支持されています。
利用目的別・おすすめタイプ早見表
| 利用目的 | おすすめタイプ |
| 集中して仕事がしたい | 個室型 |
| コストを抑えたい | フリーデスク型/バーチャルオフィス |
| 法人登記したい | 個室型/フリーデスク型/バーチャルオフィス |
| 外出・出張が多い | フリーデスク型(拠点横断型) |
| 他業種と交流したい | フリーデスク型 |
| 毎日同じ席で作業したい | 専用デスク型 |