設立からどのくらいで履歴事項全部証明書を取得できる?取得までの流れを解説
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法人設立後、法人口座開設や各種契約を進める際に必要になるのが「履歴事項全部証明書」です。会社設立後はさまざまな手続きが続くため、取得タイミングを把握しておくとスケジュールを立てやすくなります。
この記事では、履歴事項全部証明書を取得できるタイミングや取得方法、注意点について分かりやすく解説します。
1. 法人設立後、履歴事項全部証明書はいつ取得できる?
履歴事項全部証明書とは
履歴事項全部証明書とは、会社情報が記載された公的な証明書です。
一般的には「登記簿謄本」と呼ばれることも多く、
- 会社名
- 本店所在地
- 代表者
- 設立日
- 事業目的
などが記載されています。
法人口座開設や各種契約時に提出を求められることが多いため、法人設立後は早めに取得しておきたい書類のひとつです。
履歴事項全部証明書は登記完了後に取得可能
履歴事項全部証明書は、法人登記の完了後に取得できるようになります。
登記完了は、
- 法務局への確認
- 登記完了予定日の確認
などで把握できます。 そのため、法人設立当日にすぐ取得できるわけではありません。
法人口座開設や契約予定がある場合は、登記完了までの日数も考慮してスケジュールを組んでおくことが大切です。
【知っておきたい】設立日と登記完了日の違い
会社設立では、「設立日」と「登記完了日」は異なります。
会社設立日は、法務局へ設立登記を申請した日です。しかし、その時点ではまだ法務局側の審査は完了していません。
その後、法務局で登記内容の確認が行われ、正式に登記が完了します。
2. 履歴事項全部証明書の取得方法と必要なもの
履歴事項全部証明書は、以下の方法で取得できます。
法務局窓口
法務局へ直接行き、その場で履歴事項全部証明書を取得する方法です。
オンライン申請
オンラインで履歴事項全部証明書を請求する方法です。
受取方法は「郵送」または「法務局窓口受取」を選択できます。
郵送請求
法務局へ必要書類を郵送して請求する方法です。
法務局へ行かずに取得できるため、遠方の場合にも利用されています。
手数料について
取得方法によって異なりますが、数百円程度の手数料が必要です。
複数部必要になるケースもあるため、事前に必要枚数を確認しておくとスムーズです。
取得までの日数の目安
登記完了までの日数は法務局や時期によって異なりますが、数日〜2週間程度かかるケースが一般的です。
特に、
- 3〜4月
- 月末
- 大型連休前後
などは申請が集中し、通常より時間がかかるケースもあります。
3. 履歴事項全部証明書の取得時の注意点
1. 必要枚数を事前に確認しておく
設立直後は、
- 法人口座開設
- クレジットカード申込み
- オフィス契約
- 補助金・助成金申請
など、さまざまな場面で提出を求められます。
そのため、必要になってから慌てないよう、複数部取得しておくと安心です。
2. 内容不備による取得遅延
申請内容に不備があると、法務局から「補正」の連絡が入ることがあります。
例えば、
- 定款内容の記載ミス
- 住所表記の違い
- 添付書類不足
などがあると修正対応が必要となり、その分、登記完了や履歴事項全部証明書の取得も遅れる可能性があります。
4. 法人設立代行サービスやレンタルオフィスを利用した場合の取得までの流れ
法人設立代行サービスとは
近年は、司法書士や法人設立代行サービスを利用して会社設立を行うケースも増えています。
書類作成や電子定款対応などを任せられるため、初めての起業でも進めやすい点が特徴です。
また、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの中には、提携する司法書士等と連携して法人設立代行サービスを提供しているところもあります。オフィス契約と法人設立手続きをまとめて進められるため、起業準備の負担を軽減できる点がメリットです。
登記完了予定日は事前に確認しておく
法人設立代行を利用する場合でも、履歴事項全部証明書を取得できるのは登記完了後です。
- いつ登記申請を行うのか
- いつ頃登記完了予定なのか
を事前に確認しておくことで、その後の手続きを進めやすくなります。
5. まとめ|設立後のスケジュールを把握して準備を進めよう
履歴事項全部証明書は、法人設立後に必要になる重要書類です。
ただし、会社設立当日に取得できるわけではなく、法務局で登記完了後に取得可能となります。
一般的には数日〜2週間程度が目安ですが、法務局の混雑状況などによって前後します。
法人口座開設や各種契約では履歴事項全部証明書の提出が必要になるため、設立後のスケジュールを事前に把握しておくことが大切です。
また、これから会社設立を検討している方は、法人設立代行サービスを提供しているレンタルオフィスやバーチャルオフィスを活用する方法もあります。登記住所の確保から設立手続きのサポートまでまとめて進められる場合があり、起業準備を効率的に進めることができます。
余裕を持って準備を進め、スムーズに設立後の手続きを進めていきましょう。